病院は宮城県、仙台市の医療法人 SOUND SLEEP 仙台内科睡眠クリニック | 治療の流れ

患者様の待ち時間を減らし、スムーズにご案内できるよう、ご予約制にて診察の順番をお決めしております。また、ご来院前に少しでも身体の不調についての不安を解消したいという方からのお電話も歓迎しています。予約のほか、身体について聞きたいことがある方はお気軽にお電話ください。院内は車イスのまま移動可能(車イストイレは院外)で、お身体が不自由な方にも配慮しています。

まず医師による問診を受けていただきますので、ご自身の順番が来ましたら診察室にお入りください。初診の方には食生活や睡眠の事情など、様々なことをお聞きすることがあるかもしれませんが、今後の診療内容に関わってくるため、些細なことでも医師にお伝えいただくことが重要です。再診の方は治療の進行状況に応じて検査等を行うことがありますが、その際はスタッフが指示いたします。

自分が睡眠時無呼吸症候群かもしれないと考えている方のほか、睡眠時無呼吸症候群になりやすいとされている糖尿病や高血圧の患者様には、パルスオキシメーターという機器を渡します。機器を付けたまま普段通り睡眠をとっていただき、血中の酸素濃度が低下しているかを計測し、睡眠中に何回無呼吸状態になっているかを確認した上で、睡眠時無呼吸症候群かどうか目安を付けることができます。検査機器での結果次第で、睡眠時無呼吸症候群の疑いがある方は精密検査へ進んでいただきます。

パルスオキシメーターで計測することができるのは酸素濃度のみのため、患者様が睡眠時無呼吸症候群の場合、睡眠の質がどの程度かを、睡眠ポリグラフで精密に検査する場合があります。脳波や目の動き、心拍数の変化を計測し、患者様の睡眠時無呼吸症候群の程度を正確に確定し、治療に役立てていきます。検査のために一晩の睡眠が必要なため、患者様と機器の都合からスケジュールを確定します。

患者様が計測した結果を医師が拝見し、睡眠時無呼吸症候群かどうかを分析いたします。機器の利用状況やほかの患者様の予約状況によって解析にお時間をいただくこともあります。ご自宅での検査中、睡眠時の寝返り等で機器が外れてしまっていると正確な数値を医師が確認できず、さらに時間がかかる場合もあるため、検査に疑問が出てきた際はお気軽にお問い合わせください。

ご自宅での検査、病院での検査、必要に応じた精密検査の結果から、患者様の睡眠時無呼吸症候群の原因を特定し、適切な治療方法を選択いたします。治療法の中には、マウスピースを使って気道を確保したり、CPAPという鼻に装着する機器を活用して鼻から空気を送り続けたりして、睡眠中に呼吸が止まることを予防します。患者様の症状に合わせ、外科手術を含め幅広く対応できる専門医が対応するためご安心ください。